梅の花ほころぶ頃、ようやく東京での原画展示のお知らせの運びとなりました。
3月19日から神楽坂artdishにて、「花の輪廻」と題した展示です。
まんだらけ出版から「悪の華」が復刻され、上村一夫と岡崎英生コンビの
エロスの世界が再評価されるなか、その美しい生原稿をご披露したいという思いが
強くなり、この度artdishさんのご協力のもと、実現することになりました。
思えば昨年秋のこと、美しく印刷し直していただいた 「悪の華」を何度も読み直して
いたところに、artdishの美人オーナーからメイル。
「女の情念の行き着く先は、生命が誕生したり、絶えたりする、春になりきらない
まだ寒いけどもう少しで春の訪れをと待ちわびる、その女の恋がどう立ち行くかの
揺れ動く、そんな狭間が、上村女には似合う。ちょっと耐え忍びの時期の方がより
淫靡に美しく見えるから。」
というすばらしい理由で2月か3月の展示を提案いただきました。
これはもう上村的春画をご披露させていただこう、とがぜんやる気になって神楽坂へ。
何度も足を運ぶうち、春を前に話しに花が咲き乱れ、頭がクラクラするほど
盛りだくさんな企画展になりました。
先ほどホームページに情報掲載しましたので、ご覧頂けたら幸いです。
ブログでも随時詳細アップして参ります。
上村一夫原画展「花の輪廻」@神楽坂artdish
2013年3月19日(火)~4月21日(日) 15:00~22:00(月曜休)
生涯女を描き続けた漫画家・上村一夫の1975年の作品『悪の華』(原作:岡崎英生)
が昨年10月まんだらけ出版から復刻されました。現代に投下された上村エロスの放つ
禁断の美しさ。本展ではその迫力の生原稿や挿絵画家としても多くの作品を残した
上村一夫のエロティックな原画の他、盟友でもあった演出家・久世光彦に贈った究極の一枚も特別に公開いたします。そして、新しい試みとしてコラージュアーティスト・
河村康輔が上村一夫の世界を大胆にコラージュ!異次元のエロスを展開します。
龍 天に登る、朧げで美しくも強い季節。上村一夫の線をお楽しみください。
神楽坂artdish
東京都新宿区矢来町107番地 TEL:03-3269-7289
http://www.artdish.co.jp/g
2013年2月10日日曜日
monoスペシャル「古着屋さん」
2月12日発売のmonoスペシャル「古着屋さん」で
「上村一夫と昭和のドレス」 という特集を組んでいただきました。
熱心な上村一夫ファンでいてくださる高円寺の古着屋さん「vivid」の
オーナー佐々木拓馬さんと対談させていただいております。
ひょんな出会いからお店に遊びに行くようになり、いつも上村一夫話で
盛り上がっていたところにこのお話。
佐々木さんとお話していると、上村作品に登場した女性達が生き生きと
感じられるのです。
上村一夫が描いた女性達の装いから、時代が見えてくる。
今回対談させていただいて、あらためて面白いテーマだな、と思いました。
書店で見かけたら是非お手に取ってみてください。
「上村一夫と昭和のドレス」 という特集を組んでいただきました。
熱心な上村一夫ファンでいてくださる高円寺の古着屋さん「vivid」の
オーナー佐々木拓馬さんと対談させていただいております。
ひょんな出会いからお店に遊びに行くようになり、いつも上村一夫話で
盛り上がっていたところにこのお話。
佐々木さんとお話していると、上村作品に登場した女性達が生き生きと
感じられるのです。
上村一夫が描いた女性達の装いから、時代が見えてくる。
今回対談させていただいて、あらためて面白いテーマだな、と思いました。
書店で見かけたら是非お手に取ってみてください。
2013年1月11日金曜日
モダニスト 上村一夫の世界
今日で27回目の命日を迎える日に、嬉しい個展のお知らせです。
京都の素敵な書店、恵文社内ギャラリーアンフェールにて、
「モダニスト 上村一夫の世界」展が開催されます。
上村一夫のポップカルチャーの先駆者としての、また、グラフィックアーティスト的な
側面にスポットを当てた展示になる予定。
また、展示に併せ、ミニマガジンも製作中!
どちらも今までにない展開になりそうで楽しみです。
どうぞご期待ください。
恵文社ブログ:モダニスト上村一夫の世界
特設ブログ:上村一夫 愛の世界
会期:2013年3月26日(火)~4月8日(月)
10:00 - 22:00(最終日のみ 18:00まで)
場所:恵文社一乗寺店内 ギャラリー・アンフェール
(京都市左京区一乗寺払殿町10 Tel & Fax 075-711-5919)
http://www.keibunsha-books.com/
京都の素敵な書店、恵文社内ギャラリーアンフェールにて、
「モダニスト 上村一夫の世界」展が開催されます。
上村一夫のポップカルチャーの先駆者としての、また、グラフィックアーティスト的な
側面にスポットを当てた展示になる予定。
また、展示に併せ、ミニマガジンも製作中!
どちらも今までにない展開になりそうで楽しみです。
どうぞご期待ください。
恵文社ブログ:モダニスト上村一夫の世界
特設ブログ:上村一夫 愛の世界
会期:2013年3月26日(火)~4月8日(月)
10:00 - 22:00(最終日のみ 18:00まで)
場所:恵文社一乗寺店内 ギャラリー・アンフェール
(京都市左京区一乗寺払殿町10 Tel & Fax 075-711-5919)
http://www.keibunsha-books.com/
2013年1月8日火曜日
2013年1月4日金曜日
2012年11月4日日曜日
安曇野のおもひで
11月3日の休日、安曇野という美しい土地で開催された竹久夢二展「夢二の夢 そして恋」記念イベントに参加してきました。
今日ここに、竹久夢二と上村一夫のイベントの為に多くの方が集まってくださるという幸せ。父に、出演者の皆さんに、関わってくださったスタッフの皆さんに、そして興味を抱いて集まってくださったお客様に心から感謝を。
そんな抑えきれない気持ちを自然体で和ませてくれた人、歌のゲスト三輪二郎さん。
雄々しい北アルプスが意外にも(?)似合っていました。
私がなにより嬉しかったのは、スペシャルゲストとして上村作品に多くの名作を残して
くださった原作者の岡崎英生さんが駆けつけてくださったこと。
実はトークのお話が来た時に、夢二を題材にした作品「夢二 ゆめのまたゆめ」を
お書きになった岡崎さんにお話を伺えればと思いお手紙を書いた際、偶然にも安曇野に
畑を持っていらっしゃるとお聞きしました。まさか、ひょっとしたら、と思っていたら
本当に来てくださることになったのです。感動。これはもう父の導きとしか思えません。
岡崎さんと安曇野で再会できた喜びたるや、うまく書き記せないほどです。
お会いしてすぐ「これは私が育てた去年のラベンダーです」とおっしゃって一輪のラベンダーをくだった岡崎さん。 素敵すぎます。本当に「悪の華」の原作者なのでしょうか...
開演まで控え室で岡崎さんとお話を。同じ部屋にいた三輪さんは岡崎さんの素敵な
佇まいに興味津々。そんな出会いもおもしろいな、と思いました。
開演時間が近づいてお客様も続々と。場所は美術館の敷地内にある創造館という小ホール。
当日のプログラムは、古澤侑峯先生による創作地歌舞「待てど暮らせど」
続いて美術館の新美館長と私のトーク、そして三輪二郎さんのライブ、
最後に山崎ハコさん・安田裕美さんのライブでした。
地歌舞を拝見するのは初めてでしたが、びっくりしてしまうほどゆっくりした動き
なんですね。それをずっと観ていると失くした何かが見えてくるというか、なんとも
不思議な気持ちに。夢二の世界を舞で表現する侑峯先生。
続いて、トークのコーナー。館長の新美さんと岡崎さん、私で30分ほど上村一夫の
話しをさせていただきました。館長と岡崎さんの夢二と上村論を聞きながら、
岡崎さんに来ていただいて本当によかった、と思う私。
あっという間にトークの時間が終了し、長野初見参の三輪二郎さんのライブ。
素朴で繊細な彼の歌が安曇野の皆さんにどう受け止められるのか、興味津々でした。
そして大トリ、山崎ハコさんと安田裕美さんの登場です。
場内に自然と期待と緊張が広がるのがわかりました。さすがです。
前日ハコさんから「流れ酔い唄」を演ってくださると聞いていたので、あえてリハは
拝見せずドキドキしながら本番を迎えました。
「織江の唄」、「ヨコハマ」と続き、ついに「流れ酔い唄」に。
父にレコードジャケットを頼むことになった経緯には胸が熱くなりました。
本当にいつも歌い手としての凄さを感じさせてくれるハコさん。
そんな素晴らしい女性と父を通じて縁(えにし)で結ばれたことにあらためて感謝せざるを得ませんでした。
アンコールでは三輪二郎さんとの競演が実現し、「横浜ホンキートークブルース」を。
嘘みたいな光景。
侑峯先生の夢二の世界の舞に始まり、岡崎さんと壇上で父を回想できたこと、
大好きな三輪二郎さんと山崎ハコさんがこの日のために歌ってくれたこと、すべてが
夢のようで、それこそ「ゆめのまたゆめ」。どうか夢でありませんようにと願いました。
先月の神保町に続き、父を回顧する素晴らしい思い出ができました。
残念なのは、今回かぎりということ。できれば別の土地でも披露できたら...と思いました。
また素敵な回顧展ができるように精進します。
紅葉し始めたこの上なく美しい景色にこの好天。
東京では決して吸うことのできない澄んだ空気。
今日ここに、竹久夢二と上村一夫のイベントの為に多くの方が集まってくださるという幸せ。父に、出演者の皆さんに、関わってくださったスタッフの皆さんに、そして興味を抱いて集まってくださったお客様に心から感謝を。
そんな抑えきれない気持ちを自然体で和ませてくれた人、歌のゲスト三輪二郎さん。
雄々しい北アルプスが意外にも(?)似合っていました。
私がなにより嬉しかったのは、スペシャルゲストとして上村作品に多くの名作を残して
くださった原作者の岡崎英生さんが駆けつけてくださったこと。
実はトークのお話が来た時に、夢二を題材にした作品「夢二 ゆめのまたゆめ」を
お書きになった岡崎さんにお話を伺えればと思いお手紙を書いた際、偶然にも安曇野に
畑を持っていらっしゃるとお聞きしました。まさか、ひょっとしたら、と思っていたら
本当に来てくださることになったのです。感動。これはもう父の導きとしか思えません。
岡崎さんと安曇野で再会できた喜びたるや、うまく書き記せないほどです。
お会いしてすぐ「これは私が育てた去年のラベンダーです」とおっしゃって一輪のラベンダーをくだった岡崎さん。 素敵すぎます。本当に「悪の華」の原作者なのでしょうか...
開演まで控え室で岡崎さんとお話を。同じ部屋にいた三輪さんは岡崎さんの素敵な
佇まいに興味津々。そんな出会いもおもしろいな、と思いました。
開演時間が近づいてお客様も続々と。場所は美術館の敷地内にある創造館という小ホール。
当日のプログラムは、古澤侑峯先生による創作地歌舞「待てど暮らせど」
続いて美術館の新美館長と私のトーク、そして三輪二郎さんのライブ、
最後に山崎ハコさん・安田裕美さんのライブでした。
地歌舞を拝見するのは初めてでしたが、びっくりしてしまうほどゆっくりした動き
なんですね。それをずっと観ていると失くした何かが見えてくるというか、なんとも
不思議な気持ちに。夢二の世界を舞で表現する侑峯先生。
続いて、トークのコーナー。館長の新美さんと岡崎さん、私で30分ほど上村一夫の
話しをさせていただきました。館長と岡崎さんの夢二と上村論を聞きながら、
岡崎さんに来ていただいて本当によかった、と思う私。
あっという間にトークの時間が終了し、長野初見参の三輪二郎さんのライブ。
素朴で繊細な彼の歌が安曇野の皆さんにどう受け止められるのか、興味津々でした。
ライブは上々。お客様も大盛り上がりでした。やっぱり。
そして大トリ、山崎ハコさんと安田裕美さんの登場です。
場内に自然と期待と緊張が広がるのがわかりました。さすがです。
前日ハコさんから「流れ酔い唄」を演ってくださると聞いていたので、あえてリハは
拝見せずドキドキしながら本番を迎えました。
「織江の唄」、「ヨコハマ」と続き、ついに「流れ酔い唄」に。
父にレコードジャケットを頼むことになった経緯には胸が熱くなりました。
本当にいつも歌い手としての凄さを感じさせてくれるハコさん。
そんな素晴らしい女性と父を通じて縁(えにし)で結ばれたことにあらためて感謝せざるを得ませんでした。
アンコールでは三輪二郎さんとの競演が実現し、「横浜ホンキートークブルース」を。
嘘みたいな光景。
侑峯先生の夢二の世界の舞に始まり、岡崎さんと壇上で父を回想できたこと、
大好きな三輪二郎さんと山崎ハコさんがこの日のために歌ってくれたこと、すべてが
夢のようで、それこそ「ゆめのまたゆめ」。どうか夢でありませんようにと願いました。
わざわざ東京から駆けつけてくれた友人たち。ありがとう。
三輪さんのCDも飛ぶように売れていました。笑顔でサインする三輪さん。
先月の神保町に続き、父を回顧する素晴らしい思い出ができました。
残念なのは、今回かぎりということ。できれば別の土地でも披露できたら...と思いました。
また素敵な回顧展ができるように精進します。
2012年11月1日木曜日
「悪の華」販売始まりました
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