2012年8月17日金曜日

夏はあきらめて

灼熱の地上から深く潜り海底に身を沈めていたらお盆も終わっていました。
そんな言い訳のブログなどやめてしまえと思いつつ、久しぶりに書きます。
なぜなら復刻のお知らせがやっとできるからです! 嬉しい!

9月以降、原画の展示と本の復刻がいくつか決まっています。
まずはmail newsで概要をお送りしました。
(ちなみにmail newsは上村一夫オフィシャルサイトのメッセージのページから
メッセージを送ってくださった方にお送りしています)
ホームページには詳細が決まり次第随時アップします。
もちろんblogにもTwitterにも書きますので、どうぞよろしくお願い致します。
若干夏バテでアタマとっ散らかってますが、秋に向けて頑張るから父ちゃん!


 金星荘にて。1968年頃のふてくされ父娘。


2012年7月5日木曜日

女の童話



どこぞの奇特な方がアップしてくださいました。
家にレコードは残っていますが、ちゃんと聴いたのは初めてです。
LPレコード「同棲時代 春・夏・秋・冬」 (1973年・CBSソニー)に
収録されています。
1972年にブームとなった「同棲時代」を、歌とナレーションで綴ったアルバムです。
Youtubeで「同棲時代 春・夏・秋・冬」と検索すると収録曲がたくさん出てきます。
ちなみに「女の童話」の作詞は阿久悠先生。作曲は上村一夫です。
宣弘社時代、机を並べて曲作りをしていた二人の姿を想像してしまいます。

嘘でいいんだ
過ぎたこと
おまえが おまえが 気に入った
おとぎ話をすればいい
それで昔が忘れられるなら
聞いてあげよう...

2012年6月25日月曜日

UNA STANZA PIENA DI MANGA


UNA STANZA PIENA DI MANGA

「『Una Stanza Piena di Manga(漫画だらけの部屋)』では欧米諸国でまだ出版されていない漫画を紹介しています。名作、エンターテイメント系、マイナー系まで、数え切れない 作品の中で、私が大好きな漫画家上村一夫氏や楳図かずお氏や萩尾望都氏などの作品についてレビューを書き、漫画に興味のある欧米諸国の皆さんに紹介しま す。今後、日本語や英語にも翻訳する予定ですので、是非応援してください! 」



イタリアにもこんなに熱心な漫画ファンがいらっしゃいます。
それも上村一夫の大ファンということで、なかなか紹介されない作品も取り上げてレビューを書いてくださっています。(和歌子とか...渋いですね)
イタリア語がわからなくてもとても素晴らしいと思ってしまうサイトです。
先日、管理人のパオロさんからインタビューの依頼がありましたので、お引き受けしました。近々イタリアの皆様に父のことをお伝えできると思うととても嬉しい気持ちです。

http://unastanzapienadimanga.blogspot.it/

2012年6月17日日曜日

梅雨ですね

最近は秋の原画展の企画を具体的に進めています。
梅雨明けの頃にはお知らせできるかと思います。
本の復刻も進行中なのでどうぞお楽しみに。




2012年5月19日土曜日

港が見える丘

海外では受賞や重版、展示など、とても30年以上前の作品とは思えぬ扱いをして
いただき、大変有り難く思っているのですが、日本では何をやるにも至難の業。
出版不況の現状を思えば当然なのかもしれませんが、それでは遺された作品が可哀想。
まんだらけから「リリシズム」を出して頂いたことで気持ちに区切りがついたので、
次はどの方向へ動き出そうか思案中。

まずは秋頃から原画を展示することに。詳細は夏頃です。
去年大阪でトライしたトークイベントを今年は東京でもやってみようかな、
と思っています。歌のゲストもお呼びして。

事がうまく運ばぬとき、眉間にシワがよったとき、ふいに聞こえるあのメロディ。
父の十八番「港が見える丘」。フッと肩の力が抜けて、楽しみながらやればよし、
と言われているような気持ちになるのです。



 海でも見に行くか。



2012年5月17日木曜日

Polymanga2012の美しいトロフィー

今年4月に スイスの漫画祭 " PoLymanga2012 " で、上村一夫の「関東平野」が
青年誌部門で賞をいただきましたこと、このブログでもご報告致しましたが、
先日そのトロフィーがフランスのkanaさんを経由して到着しました。
トロフィーというよりは、美しいオブジェという感じ。

生前は忙しく、また、当時漫画家に与えられる賞も少なかったと思われ、
こうして今、受賞などするとは思ってもいなかったであろう父の遺影をバックに。
クリスタルの光眩く、亡き父に捧ぐ。

2012年5月16日水曜日

ドイツ・ボーフムで

来週からドイツのボーフムにあるSITUATION KUNSTという近代美術館で
VON THANGHA BIS MANGA」(タンカからマンガまで)という
テーマでの展示が始まります。
チベット仏画タンカ・インドのクリシュナ・日本の漫画の3部構成になっており、
それぞれの宗教、文化、社会から生まれた崇拝の対象としての仏、クリシュナ、
漫画ヒーローが紹介されるとのこと。
日本の漫画では、手塚治虫「ブッダ」、中沢啓治「はだしのゲン」、
辰巳ヨシヒロ「大発掘」、上村一夫「狂人関係」の原稿が展示されます。
「狂人関係」はすでにドイツで出版されており、歴史的人物である葛飾北斎と
漫画のルーツといえる浮世絵を取り上げたという点で選ばれたようです。
ドイツCARLSEN社のサイト

当初、タンカやクリシュナの流れから漫画に流れていく感じがうまくイメージ
できませんでしたが、 手塚先生の「ブッダ」がまず最初に紹介されることで
すんなり納得できてしまう妙。
手塚作品は今でも漫画という手段で世界と繋がり、大切なことを伝え続けているんだな。


すごく立派で美しいカタログが送られてきました

カタログではこんな感じで紹介されています