2016年1月13日水曜日

1月11日の命日に。。。

おかげさまで無事開幕しました、
「わが青春の『同棲時代』 上村一夫×美女解体新書」展

1月11日の上村一夫の命日には、ギャラリートークを開催させていただきました。
東京では初めてのギャラリートークで、とても緊張しました。

足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました。


フロアが埋まってしまって嬉しい悲鳴。


ギャラリートークのあとは父の縁の方々と偲ぶ会を「港や」にて。 
当時の編集者の皆様、ご友人など沢山の方にお集まり頂き感動しました。


喜んでくれたかな?
 

次回は2月14日(日)14時〜です。
入館料だけでご参加は自由です。
学芸員の松本さんの解説はすごいですよ!必聴です。

2016年1月2日土曜日

いよいよ明日から

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年は上村一夫没後30年ということで、いよいよ明日から始まります、
「わが青春の『同棲時代』 上村一夫×美女解体新書」展


年末に、完成した展示を一足お先に拝見してきました。
あんな作品こんな作品、主人公の女たちを軸に、500点くらい凝縮して展示しています。
短い間にホントに沢山描いたんだなあ、とつくづく思いました。
濃密な空間に感無量、すでにお腹いっぱいです。

展示に加え、グッズも本も盛りだくさんです。
こんなに上村グッズがあるなんて、ちょっとびっくりしますよ。

それから、明日より会場先行で新刊が二冊登場します。
ひとつはまんだらけのビブリオテーク第4弾として「夢二 ゆめのまたゆめ」、
もうひとつは2013年に限定で制作された「上村一夫 愛の世界」のリニューアル版として「上村一夫 女を描く」です。

「夢二 ゆめのまたゆめ」は、題名の通り、竹久夢二を主人公に描かれ、1978年に「コスモコミック」で連載されました。惜しくも雑誌の廃刊により7話で掲載は終了してしまうのですが、幻の最終話が下書きのまま残っており、今回はその原稿のまま最終話まで収録することに。多忙だった上村一夫にはほとんど残っていない下書き原稿の収録ということで、大変貴重な一冊となりました。巻末には原作の岡崎英生氏よりご寄稿いただきました。こちらも大変貴重なお話になっています。竹久夢二縁の館で「夢二 ゆめのまたゆめ」を復刻できることは格別の喜びです。

「上村一夫 女を描く」は、音楽ライターである井口啓子氏が上村作品をさらに鋭く読み解く一冊。今回は千趣会が発行していた雑誌「COOK」に連載していた「あなたのための劇画的小品集」より二作を掲載。詩的で美しい貴重な短編は一読の価値あり。です。

他にも、12月に発売された「ヤングコミック・レジェンド 上村一夫表紙画大全集」、
「上村一夫 美女解体新書」、「離婚倶楽部」、「リリシズム」も置いています。

展示もグッズも本も、この機会に楽しんでいただけたら嬉しいです。
ご感想など書いていただくノートも設置してありますのでどしどしお書きください。

館内の展示作品の撮影はできませんが、2階の踊り場に記念撮影コーナーもあったりして。
楽しいです。

兎にも角にも挙げたらキリがないほど見所満載です。
ちなみに上村一夫似の女がいたら私です。最近さらに似てきました。
そんな自分、今回は奮起してギャラリートークなど行います。
第一回は1月11日の父の命日に。
正直作品のことはあまり詳しくないのですが、上村一夫のことを少しでもお伝えできたら、と思っています。
入館料だけでご参加は無料なので、是非この機会にご来館ください。

にわかに緊張してきました。
明日からどうぞよろしくお願いします。

会期   2016年1月3日(日)~3月27日(日)
開館時間 午前10時~午後5時 (入館は4時30分までにお願いします)
休館日  月曜日
 ※ただし、1月11日・3月21日(月祝)開館、翌1月12日・3月22日(火)休館
料金   一般900円/大・高生800円/中・小生400円
    (竹久夢二美術館もご覧いただけます)
弥生美術館HP

2015年12月20日日曜日

美女解体新書

あなたは街子を知っていますか?
「青春横丁」の街子ちゃんです。

 上村一夫の漫画にはたくさんの女主人公が登場します。
「同棲時代」の今日子、「修羅雪姫」の雪、「しなの川」の雪絵、など。
でも他にも魅惑の美女がこんなに沢山描かれていたのか、、、
ということがとてもよくわかる素敵な画集ができました!

その名も「上村一夫 美女解体新書」。
国書刊行会さんよりもうすぐ発売です。
来年1月から開催の弥生美術館「わが青春の『同棲時代』上村一夫×美女解体新書」展に併せて制作していただいた公式画集です。


表紙を飾るのは「悪の華」より、川端小百合さんです。
裏表紙は、街子ちゃん。どちらもとてもいいカットです。
漫画の中の1ページが、こんな風に切り取られると、あらためてその大胆なコマ割りに驚かされますし、また読みたくなったりもします。

それから、なんと今回は巻末に上村一夫の妻へのインタビューが掲載されています。
今まで語ることのなかった上村一夫の素顔。こんなこと後にも先にもありません。(本人がそう言ってました)
娘ながらちょっとぐっと来るような初々しい父のエピソードも。

初めて母がインタビューを受けたのも、著者の松本さんが時間をかけてじっくりと上村一夫を研究してくださったからです。
ご尽力いただき本当にありがとうございました。

来月からいよいよ弥生美術館で始まる「わが青春の『同棲時代』上村一夫×美女解体新書」展まで、この画集を眺めながら気持ちを高めたいと思います。





2015年12月8日火曜日

ヤングコミック・レジェンド完成!



ついに完成しました。
『ヤングコミック・レジェンド 上村一夫 表紙画大全集』!!!

1969年7月22日号から1980年5月14日号まで、12年間に描いた表紙画260点を完全収録しています。



また、初単行本にして幻の名作『江戸浮世絵師異聞 アモン』の第一話もカラー原稿そのままに収録!



他にも、ヤングコミックでの上村一夫の仕事をくまなく収録しています。
単行本化していない貴重な連載も多数紹介されていて、
見応え、読み応え十分の一冊になりました。

それにしても、よく12年間も描き続けたものです。

こうして年代順に表紙を並べてみると、その時代の匂いや、上村一夫の心情までも伝わってくるような気がします。

わが父ながら凄いなあ、と思います。

少年画報社の戸田社長と熱血編集してくださったメモリーバンクさんには
心から御礼申し上げます。

ありがとうございました。

内容充実でお求めやすい一冊となりましたので、多くの方に手に取っていただきたく
思っております。

POPで可愛い宣伝用DM

宣伝用DMも作っていただきました。
関係各所に置いていただいております↓

阿久悠記念館(御茶ノ水)
明治大学米澤記念図書館(御茶ノ水)
アド・ミュージアム(新橋)
世田谷文学館(芦花公園)
川崎市民ミュージアム(等々力緑地)
京都国際マンガミュージアム(烏丸御池)
京都嵯峨芸術大学(嵐山)
北九州市漫画ミュージアム(小倉)
ポスターハリス・カンパニー(渋谷)
Cafe&Bar クラインブルー(神保町)
若山美術館(銀座)
書泉グランデ(神保町)

書泉さんでは大宣伝POP作っていただきました。

ありがとうございます。
どうぞよろしくお願い致します。


2015年11月19日木曜日

仕事の振り幅

よ、ようやく現在に追いついて来た日記。9月からのあれこれを遡って書くなんて今や日記というより備忘録。体調悪くてうまく出かけることが出来なかった初夏からのうっぷんがここにきて吐き出されています。TwitterやFacebookを使うようになってから、ブログの存在が薄くなってしまいましたが、 以前より自分のために書いている感じがかえって新鮮です。

昨日は弥生美術館のご担当Mさんご来訪。
(もう何度うちへ足を運んでくださったことか...)
先日、父の古くからのお友達が所蔵されていた品をお預かりしたので、お見せしました。
写真を載せたくてうずうずしますが、もう少ししてから公開します。
なかなかの珍品です!弥生美術館で展示するかもしれません。お楽しみに。

弥生美術館での展示が近づき、ここにきてあらためて上村一夫という人の仕事の幅の広さを思い知ることになりました。まるで本人が上から「あれも描いた、これも描いたよ」と教えてくれているようです。

 「上村が仕事断ってるの見たことないよ」、と前出のご友人もおっしゃっていましたので、きっとまだまだ全国津々浦々に絵を残しているんだろうなあ、と思います。
そういえば、昔ヨーロッパ旅行に行ったとき、マルセイユかどこかの港町のバーで言葉もわからないのに土地の女性達の似顔絵を描いて盛り上がったとか。どこにいても酔っぱらいのやることは同じだなあ。

いかがわしいヨーロッパ紀行。
 写真提供:Paoloさん


2015年11月16日月曜日

アニメ「ジャックと豆の木」

小学生の頃、パパが犬の声を演じているから、と、映画館に母と観に行った「ジャックと豆の木」。上村一夫が声優として担当したのは、主人公ジャックの相棒・犬のグロスビーでした。
「ワゥ」とか「ウォン」しか言わないので序盤はよくわからなかったけれど、後半で突如人間の言葉で歌い出したグロスビー!(それも演歌!?まるまる一曲歌い上げた!)
「パパ、なにやってんだろう、漫画家なのに」と不思議に思った子供の頃。

歌うグロスビー。
さえないけど味のあるいいヤツで、だんだん上村一夫と重なってきます。


その後、大人になってから阿久悠さんの息子・太郎くんと仲良くなって、実は「ジャックと豆の木」は阿久さんが音楽を担当していたと知り納得。
それにしても、本当に頼まれたら断らない人だったんだなあ、と思いました。

その「ジャックと豆の木」(1974年公開)がなんとDVDで甦りました。
物語は有名なイギリス民話ですが、キャストもスタッフもすごい。1974年のにおいがプンプンします。当時としては珍しいフルアニメーションのミュージカル映画、びっくりしたのは登場人物ごとに担当アニメーターがいるという方法。絵はディズニー風なんだけど、1970年代の日本の芸能界の匂いがするという面白い映画です。


たぶんこれが「ジャックと豆の木」録音風景。
楽しそう!

2015年11月14日土曜日

クラインブルーにて

久しぶりに神保町クラインブルーへ。
現在開催中の『世界にひとつだけの旅〜北阪昌人・絵日記展』を眺めつつ、ホットココアを。

この北阪さん、本業はラジオドラマの脚本家さんだそうですが、なんとも味のある絵を描かれます。旅先でこんな風に絵日記を描くなんてきっと素敵な人物に違いありません。せっかちな私は旅に行っても落ち着きがないので、もったいないことしたなあ、と今さらながら思います。デジカメで綺麗な写真が誰でも撮れてしまう昨今、ぬくもりを感じる絵日記っていいですね。会場には展示された絵のほか、北阪さんが旅先で描いた実際の絵日記を手に取って見ることができます。クラインブルーの美味しいコーヒーを飲みながら、行ったことがある国、行ってみたい街の絵日記を眺めるのは楽しい時間でした。

*クラインブルーさんに弥生美術館のチラシ置いて頂いてます。
 限定15枚くらい。割引券が付いているので、よかったらお持ちください。